2泊3日の北海道旅行最終日。旅行内容は大満足でしたが、ヘトヘトでぐったりのトウソンです。
旅行前に読んだ「マンガでわかる!5W1H思考」について、まとめていきたいと思います。
こちらはAmazon Primeに入会していれば、無料で読めます。
参考までに、私はスマホのAmazon Kindleアプリで、会社の行き帰りに本を読んでいます。
忙しい、満員電車で本を広げられない、本がかさ張るから買いたくない方は、Amazon Kindleオススメです。
本題と逸れましたが、「マンガでわかる!5W1H思考」の書評を書いていこうと思います。
本の概要
タイトル:マンガでわかる!5W1H
作者:渡邉光太郎
内容:マンガの舞台は、水族館。シャインシーワールド、アミューズメント企画課、入社4年目の深沢リエは、毎日がんばっているのに、仕事の結果はイマイチ―。「自分なりに考えて、時間もかけてやっているのに、なぜかうまくいかない」。そんなときに役立つのが、5W1H思考。日常業務から、アイデア発想、企画、プレゼンまで、たったこれだけで、毎日の仕事が見違える、基本にして究極の思考ツールを紹介!
感想:漫画と文章で構成されており、分かりやすく読みやすい本となっています。また、5W1Hが業務をこなす上でどれだけ大切かが、物語を通して説明されております。
主人公の業務の課題に関して5W1Hで問題を解決していきますが、自分の業務に置き換えて読んでいけば、業務の問題発見や苦手意識の改善にも役立ちます。
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プロローグ 5W1Hで仕事も変わる
水族館の企画課で働く深沢リエ。さっそく資料の出来が悪いと課長に怒られています。
そんな中落ち込んで館内を歩いていると、水族館人気キャラクターの魚んテッドに遭遇します。
被り物を取ったコンサルタントの木田敦弘と出会い、5W1Hの大切さについて説かれます。
5W1Hで仕事はもっとうまくいく
毎日がんばっているのに、仕事の結果はイマイチ……
皆様はこんな経験ありますでしょうか。
私はホントに最近このことばかり考えてしまいます。自分に非があるのは間違いないですが、なかなか原因と解決策がわかりません。
そこで、解決策は「5W1H思考」だ、と書かれています。闇雲に行動したのではダメで、考える型を身につけなさいと。
確かに自分にも完全にあてはまっています。考える時間が人より短く、すぐ行動しています。
難しいビジネスツールは必須ではない
どんな仕事にも使える万能の思考ツール、それが「5W1H」です。
世の中にはPDCAサイクルや報連相など、社会人には当たり前の仕事の進め方に関する言葉が出回っております。
自分も関連する記事は一通り読んだ記憶がありますが、なかなか自分の業務に落とし込むことができません。
ただ、これらのツールは使いづらく、昔から知っている「5W1H思考」の方が、問題を解決するには適しています。
どんなスゴイ仕事も基本は5W1H
5W1HのWhen、Where、Who、Why、What、Howをそれぞれ、「時間・過程軸」、「空間・場所軸」、「人物・関係軸」、「目的・理由軸」、「事象・内容軸」、「手段・程度軸」のコンセプトととらえ、視野を広げ、ヌケモレを防ぐ思考ツールとして、ほとんど無意識的に利用しているのです。
これらを活用することで、日頃の業務改善をすることができます。
ここで述べた内容は覚えておいて、業務で活かせそうです。
第1章 5W1Hで仕事の質が上がる
課内で新サービスの検討会議を開くこととなり、上司に資料を作りなさいと指示されたリエ。
学んだ5W1Hを使ってみようとするものの、上手く使えず作った資料はやり直しをくらう羽目に。
ここで、魚んテッドさんの登場。大事なのは5W1Hで“落とし込むこと”と“組み合わせること”だと学ぶ。
「その仕事は、そもそも何のため?」
言われた通りにやっているのに、しょっちゅう上司にダメ出しされる。何度もやり直しさせられて、仕事が全然終わらない。
こんな経験ばかりです。1つの仕事を完了しても、また別の仕事になったらやり直し多発。
仕事をする上で考えるのは、「そもそも何のために?」。するとどんな仕事をすればいいかが明確になります。
仕事を進めるための軸を正しく形成し、依頼元の意図を正しく汲み取ることが大事です。
意図は汲み取れても、文章力がないため繰り返し直されるのは、別途直さなければいけませんが。。。
5W1Hをとことん使いこなす
目の前の仕事を上手くさばくためには、素早く5W1Hに当てはめて考える必要があります。
考え方として、有効な2つのポイントがあります。
①いかに柔軟な問いに“落とし込む”か?
②いかに有効に“組み合わせる”か?
①例えば、「When」であれば「いつ」という意味ですが、これを派生させて、「いつから?」「いつまでに?」「どんな早さで?」など、落とし込んで広い視点から物事を分析します。
②例えば、企画立案をするとき、目的や背景「Why」、誰「Who」、スケジュール「When」を考えることで、内容が深まります。
それぞれの“落とし込み”と“組み合わせ”を上手く使うことで、内容が充実していくのがわかります。
第2章 5W1Hでアイデア発想
リエの作成した資料を元に企画会議が開かれ、一週間で5つのアイデアを出せと課長から指示があった。
リエなりに5W1Hを使ってアイデアを出したものの、上司にネタを奪われ企画会議で困惑。
結局全体通して良いネタがないため、再度やり直し。
リエは案の定さらなるアイデアは出てこず、すかさず魚んテッドさん登場。
アイデアを出すのに役に立つのが「逆転の発想」。
今ある当たり前のことを正反対にしたらどうなるかを考えていくことで、新しいアイデアが続々と生まれてくる。
5W1Hで発想の視野を広げよう
我々は新しいアイデアを出そうとすると、細かい所に目が行きなかなかいいアイデアが生まれません。
アイデアを出す時は広い視点で、5W1Hを使うことで、新しい製品のアイデアを出すことができます。
大量のアイデアを出す練習
大量に出すためのコツは、対極となる項目を考えると出しやすいです。
そうすると、考え方も大胆になり実現可能・不可能問わず沢山のアイデアが出せます。
第3章 5W1Hでプレゼンしよう
アイデアが膨らみ最終プレゼンまで残ったリエ。良いプレゼンをするにも5W1Hの「Why」「What」「How」が重要。
プレゼンは「説明」ではなく「説得」。相手が理解できるように、シナリオを考え流れるように抽象的なことから具体的なことを話す。
これはエンジニアの私も参考にして、レビュー資料の作成に取り組もうと思います。
説明上手になるためのWhy-What-How
「どうもあなたの話しはわかりにくい」と言われたり、「なんでそれが大事なの?」「この資料、要は何を言いたいの?」と、相手から尋ねられてしまう人は、まずこの基本形を押さえてみましょう。
伝えていく時は、Why(何のために)⇒What(何を)⇒How(どのように)の順番で話すことで、内容が伝わりやすくなります。
まとめ
- 5W1Hで相手に話しが伝わりやすくなる。
- 5W1Hで新しい発想が思いつく。
- 5W1Hで相手の言いたいことを理解出来る。